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ココロの支えだったのだろう

上司に訪れた別れ。

それは、たぶん身内くらいの感覚で可愛がっていた社員の退職でした。

 

わりと長い付き合いみたいでしたし。

職場で罵倒し合うことも続いて、見ていてひどいなと思うレベルでした。

パワハラと言ってもいいレベル。

でも、数時間後には仲良しに戻ってる。

まるで夫婦げんか。

 

この二人にしかわからない感覚なんだろうなと、周りも言われている社員を励ますこともしなくなりました。

 

でもその人が退職する日。

上司は涙が止まらず。

退職する側はスッキリした顔をしていました。

対照的だわー。そんなもんでしょうけど。

 

そして従業員はみんな気づいていました。

この社員がいなくなったことで、上司が崩れていくであろうこと。

 

もちろん、私も。

だからこの時、決めたんです。

退職した社員の代わりになろうと。

仕事内容などは別として。

メンタル面でサポートしていこうと。

強そうに見えたり、一人でがむしゃらに頑張る人って、実は弱い人なんだよな、と思うのです。

 

弱みを隠すために頑張る、強く見せる。

そうしないと、自分を支えられないから、立っていられないから。

 

代わりに来た社員は、前任者より仕事はできないし、向上心もない。

上司を支えるどころか、イライラさせている。

 

上司が壊れるまで早かったですね、1ヶ月以内だったと思います。

 

でもこれって、上司の今までのやり方じゃだめなんだよって、教えられているんじゃないかなと思ったんですよね。

そのために、天から送り込まれてきた人って感じ。

 

私も社員にはイライラしましたが、この人と一度言い合いをして気づいたんです。

 

あ、この人。パーソナル障害もってるなと。

それから対応を考えました。

上司にも彼のこといろいろ聞いて理解した上で、みんなと上手くいくように私なりの対策を取っていきました。

私が彼がグレーゾーンだということに気づいて確認してきたことに、上司は驚いていましたが、一人でも理解者がいると安心したのかな?

その後も何かにつけ、どうすればいいのか相談を受けるようになりました。

 

気がつけば、この頃からだいぶ上司も私を信頼してくれるようになってきたのかもしれません。

こうして、上司をサポートしていくことになるのでした。